結婚男性に求める6つの条件

婚活女性のみなさんへ。婚活を何となく進めていませんか?

男性に求める条件を明確にしておかないと、結婚後、夫と常に対立し、ストレスを抱えた毎日を送ることになりますよ。最悪、離婚になりかねません。

そこでこの記事では、結婚男性に求める6つの条件を提示し、最後に理想と現実のギャップについてどのようにバランスをとるべきかを解説します。

これから婚活に取り組もうとしている女性、いま婚活に悩んでいる女性に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までお読みください。

結婚男性に求める条件の重要性

結婚は人生の中でも大きな決断の一つです。結婚する男性によってその後の人生が大きく変わることは間違いありません。

相手の男性のことをよく知らないまま勢いで結婚してしまったり、子どもができてしまい結婚せざるを得ない状況になったりすることもあります。

もちろんこうした結婚をしたすべての女性が不幸になるわけではありませんが、一緒に暮らしていくうちに男性の本性が見えて「こんなはずじゃなかった」と悩むことも少なくありません。

できればそのような失敗は避けたいですよね。

では、男性の性格や経済力など条件を吟味しないまま結婚した場合、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。

たとえば、日々の意見の衝突が考えられます。家事の分担や子育ての方針など、日常生活のさまざまな場面で意見が合わず、ストレスが溜まります。

また、男性に働く力がなく、収入が低い場合は、将来に対する不安が増します。家庭を営むには愛だけではどうにもなりません。お金はどうしても必要です。子どもが生まれればなおさらです。男性に一定の経済力がなければ、生活の心配が絶えません。

最悪のケースでは離婚に至る可能性があるでしょう。せっかく婚活をがんばって結婚したのに、数年ももたず関係が破綻してしまったとしたら目も当てられません。

男性の条件をよく吟味しないまま結婚すると、さまざまなリスクが伴うことを理解する必要があります。婚活では、自分にとって最適な男性を見つけるための努力を惜しまないようにしなければなりません。

 結婚男性に求める条件

それでは結婚男性に求める条件を具体的に見ていきましょう。

①安定した経済力

結婚相手を選ぶ際に、安定した経済力や職業は非常に重要な条件となります。将来の生活の安定や安心感に直結するためです。

婚活では「女性は男性の収入ばかり見ている」と、ときに批判されますが、結婚生活を送るうえでお金はやっぱり大事です。

男性が安定した収入を持っていることで、経済的な不安が少なくなります。たとえば、毎月の家賃や光熱費、食費などの基本的な生活費を心配する必要がないことが、大きな安心感につながります。

また、生活資金とはほかに余裕資金があれば、レジャーや旅行、外食など、ときを見て楽しむことができます。

社会保険料の増大、インフレなど現在は将来の見通しが非常に不安定になっています。勤め先の破綻、リストラ、減給など、いつ自分に降りかかってきてもおかしくありません。

特に女性には妊娠・出産という働けない期間があることから、生活の安定を得るためにも男性の経済力にはナーバスにならざるを得ません

女性が相手の男性に経済的安定性を求めるのは自然とも言えるでしょう。

さとし

家庭は最小の社会単位です。家計を維持できなければ家庭は破綻です。夫婦の経済力は大変重要です。

②借金や経済的トラブルがない

結婚相手の男性に借金があると、その返済が家庭の経済に大きな影響を与えます。多額の借金や高利のローンがある場合、その返済に追われる生活は精神的にも負担となります。

特に「飲む、打つ、買う」が好きな男性は要注意です。

生活習慣はそう変わるものではありません。「結婚したらパチンコをやめる」と約束して結婚しても、時が経つと隠れてパチンコに出かけたりします。ギャンブルには中毒性がありますので、簡単には止められません。タバコなどと同様です。こうした男性の節制は期待できません。

また、車やバイク、ゴルフ、ダイビングなどお金のかかる趣味についても大きな出費がかかります。

独身時代は自分のためだけに使えたお金ですが、結婚後は家計に回さなければなりません。

趣味は健康習慣やストレス解消にもつながるので、得られるものも少なくありません。しかし、独身時代と同様の感覚で趣味にお金をかけていると、家計は火の車、お金はまったく貯まりません。

家のローンも注意です。

婚活をしていると、すでに家やマンションを購入している男性に出会うことがあるのではないでしょうか。大きな財産を所有していると思われる反面、多額の住宅ローンを抱えている可能性もありますので、真剣交際に入る前にローンの支払い状況を聞いておいたほうが無難でしょう。

当たり前ですが、過去に経済的なトラブルを抱えていた男性との結婚には慎重さが求められます。

例えば、友人や家族からお金を借りたり、頻繁に支払いの滞納があったりする男性は、お金に対してだらしない性質・性格をもっています。

経済的なトラブルを抱えた人との生活は常に緊張の連続となります。最悪、あなたの親族に迷惑をかける可能性もあります。高収入であっても、絶対に避けるべき男性です。

さとし

博打や風俗にのめり込む性格は簡単には直りません。こうした男性には近づかない方が無難です。

③優しく誠実な性格・人柄

結婚相手に求める条件として、性格や人柄はきわめて重要です。夫婦になれば毎日顔を合わせるのですから、性格・相性が合わないとケンカばかりになってしまいます。

雑誌やネットで紹介される「離婚理由ランキング」では男女とも「性格の不一致」がトップを占めますのもうなずけますよね。

もっとも、年収や職業、外見などと異なり、性格・人柄は目に見えないステイタスです。

ゆえに、性格や人格に問題があっても年収や外見にだまされて、パワハラ・モラハラの“ハズレ”男性を引き当ててしまいます。恐ろしいですね。女性のみなさんは優しく誠実な男性を見つけましょう。

優しさを持つ人は、相手の気持ちを理解し、思いやりのある行動を取ることができます。例えば、疲れている時に家事を手伝ってくれたり、困っている時にサポートしてくれたりすることで、お互いの絆が深まります。

優しさは、夫婦間の信頼と愛情を育むための基本です。

面白くないことがあると、すぐにつまらないそぶりを見せたり、無視するような態度をとる男性は非常に危険です。のちにモラハラとみられる行為をとりかねません。

こうした男性と一緒になると、常にびくびくして生活することになります。

社会的・経済的に成功していても、威圧的で身勝手な男性は少なくありません。結婚前にあなたにパワハラ・モラハラ的な態度をとらないか注意深く観察しましょう。

また、日常的にウソをつく人には要注意です。

男性は総じてプライドが高いですが、自分の小さなプライドを守るために平気でウソをつく人もいます。しなくてもいいウソをつくのが特徴です。

こうした男性は、自分の容姿や年収、仕事、親族、人間関係など、いかにすごいのかを虚偽を交えて話します。

たとえば、高卒なのに大卒だと偽ったり(結婚相談所では卒業証書を提出するので不可能ですが)、仕事内容を偽ったり、会ったこともない有名人と知り合いだと言ってみたりと、とにかく自分がいかにすごいかを強調するため、つく必要のないウソをつきます。

こうした男性では、家計や将来の計画、親族関係、子どもの教育など大事な話について安心して話し合うことはできません。

交際中に小さなウソを繰り返す人、たとえばデートの日程変更について、わかりやすいウソをつくような男性は危険だと思っておいた方がいいでしょう。

さとし

性格・人柄の難しいところは外からではわからない点です。両親の関係、友人との付き合い、店員への対応などから性格の一端がわかりますので、交際中にしっかり“観察”しましょう。

④健康を維持している

お金があっても社会的地位があっても健康でなければ充実した生活は送れません。健康は人生を送るうえで何より重要な要素です。結婚相手の男性に健康な心身を求めるのは間違っていません。

健康の重要性は病気や体調不良をしたときに強く感じることでしょう。たとえば「少しのどが痛い」だけで不快感が続き、食事が喉を通らなくなります。ふだん健康の重要性をあまり感じませんが、病気や体調不良になれば「健康が一番」と強く思うはずです。

パートナーとなる男性についても同様です。結婚すれば夫婦は一心同体、生活を常にともにします。病弱な男性や体に疾患をもつ男性を選ぶと、たとえば満足な仕事ができなくなる、家事を手伝ってもらえない、旅行やレジャーを楽しめないなど結婚生活に支障をきたす可能性があります。

また、医療費も家計にのしかかってきますので、経済的にも負担となります。

健康な男性は、健康的な生活習慣を守っています。例えば、定期的な運動やバランスの取れた食事、十分な睡眠などが挙げられます。

逆にタバコや暴飲暴食など繰り返してきた男性は、中年以降、生活習慣病のリスクにさらされることになります。極端に太っていたり、タバコ、飲酒が習慣化している男性には気をつけたほうがいいでしょう。40代、50代でバタンといきかねません。

健康が第一です。そのことを理解できない男性はお勧めいたしません。結婚したあなたが不幸になります。

さとし

仕事の付き合いやストレスで暴飲暴食に走る男性は少なくありません。いい企業に勤めていても、働きすぎの毎日を送る男性には気をつけましょう。

⑤好みの外見

長い結婚生活を維持する上では性格や相性がなにより大切だということは疑いありませんが、外見・ルックスも、男性を選ぶうえで重要な条件であることはいうまでもありません。

性格がよく相性も合う男性を好きになろうとしても、好きな顔立ち、ルックスでないという理由でなかなか真剣交際の踏ん切りがつかないということはよくあることです。

「やさしいし、経済力もあるから」という理由で好みでない男性と結婚した結果、なんとなく毎日がもやもやし、スーパーなどでかっこいい旦那さんを連れた女性を見てうらやましく思う女性もいます。男性の横顔を見て「妥協しなければよかった!」と心の中で嘆くことになります。

男性側も奥さんから内心こんなことを思われていたらかわいそうですよね。

少なくても、自分が許容できる外見の男性を選んでください。

さとし

「イケメン男性じゃないと結婚しない!」という女性も外見至上主義の女性もいます。その女性にとっては妥協できない点だと思うので、それはそれでいいと思います。

⑥家庭観・子育てへの姿勢

結婚相手に求める条件として、家庭観や子育てへの姿勢も重要なポイントです。

例えば、休日を家族と過ごすことを大切にしたり、家族のために時間やエネルギーを惜しまず使ったりする姿勢は、家庭内の絆を深めます。

現在では共働きが当たり前の時代となっています。にもかかわらず、家事・育児は女性がやるべきという価値観の男性と結婚すれば女性の負担が大きくなります。

結婚後も仕事を続ける意思のある女性は、家事に積極的な男性を選ぶべきでしょう。

また、子育てに積極的に参加する意欲を持つ相手は、非常に頼もしい存在です。

子育ては夫婦の共同責任であり、一方が負担を抱え込むことなく、お互いに協力し合うことが重要です。例えば、育児の分担をしっかり決めたり、お互いのスケジュールに合わせて協力し合ったりすることで、育児の負担を軽減することができます。

家庭観や子育てへの姿勢は、結婚生活の質を大きく左右する重要な要素です。家族を大切にする価値観を持ち、子育てに積極的に参加する意欲のある相手を選ぶことで、安定した幸せな家庭を築くことができます。

現在は専業主婦が当たり前の時代から共働きが当然の時代に変化しています。キャリアを高めたい女性は多いはずです。家事・育児を共にする姿勢をもつ男性でないと、一方的に女性に負担がかかります。

男性に家事・育児をする気があるのか、あるとしてその能力があるのかを婚活中に確かめておくことをお勧めします。

さとし

ひとり暮らしを経験していても家事が苦手な男性は多いです。コンビニやスーパーでお弁当や総菜を購入できますし、家電の発展で掃除や洗濯なども自動化しています。家事が好きで得意という男性は“お宝銘柄”です。

理想と現実のバランス

結婚相手を選ぶ際には、理想の条件を追求するだけでなく、現実的な視点も大切です。

婚活をしている誰しもが、異性に対し、性格、外見、経済力、家庭観などの理想を持っています。理想をもつことは悪いことでありません。結婚相手を選ぶ際の指針となり、自分の価値観に合った相手を見つける助けになるからです。

一方で、現実的な視点を持つことも同様に重要です。全ての条件を完璧に満たす相手を見つけることはほぼ不可能です。

たとえば、ハンサムで身長は180センチ、年収も1000万円を超え、性格も穏やかで家事や育児にも積極的な男性は、そもそも婚活市場に出る前に他の女性と結婚します。仮に出てきたとしても、いい条件の女性とすぐに成婚退会してしまうでしょう。

全ての条件を満たす相手を見つけることは難しいですが、自分にとって許容できる妥協点を見つけることで、より現実的な選択ができるようになります。

たとえば、男性の身長が170センチ以上の希望であっても、165センチまで対象を広げる、年収600万円以上の希望を年収500万円まで下げる、など対象となる男性を広げることで、成婚退会までの道のりが短くなります。

はっきり言いますが、170センチの男性と165センチの男性とで結婚生活が変わるわけではありません。むしろ“足切り”にあっている165センチの男性に、性格がよく年収も高い男性が隠れているかもしれません。競争率が低いので、広い視野を持っている女性にとってはチャンスです。

代わりに相手に譲れない部分を明確にしておきましょう。たとえば会うと楽しいといった相性や家事・育児の能力など、結婚後の充実したライフスタイルを維持する側面は妥協しないといった具合です。

男性の条件を明確にしておかないと、「もっと年収が高い人がいい」「友だちに自慢できる外見の男性がいるはず」と出会いと別れを繰り返し、婚活迷子になって、歳ばかり重ねることになります。

結婚はひとりの相手しか選べません。多くの人が「この人で本当にいいのか?」「失敗してしまうのではないのか?」と悩みます。悩みすぎてマリッジブルーになり、結婚直前に破談してしまうケースも珍しくありません。

結婚直前で破談になる相手男性も可哀そうです。悲惨なケースにならないよう、男性へ求める条件を明確にし、責任ある判断をしましょう。

さとし

結婚相談所あるあるですが、「最初にお見合いした男性が一番よかった」という女性は多いです。また、順調に交際が進んでいた男性をちょっとしたことで交際終了してしまったことに後悔する女性も後を絶ちません。「もっといい男性」はなかなか現れないことは肝に銘じましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

この記事では、結婚男性に求める6つの条件を提示し、最後に理想と現実のギャップについてどのようにバランスをとるかを解説しました。

結婚は一生の伴侶を探す活動です。なんとなく進めていてもなかなか上手くいきません。

自分にとって譲れない条件を明確にして活動にのぞみましょう。