はじめに
次回デートにつなげるために、デートの最後にどう振る舞えばよいのか、どのようにして相手に良い印象を残すかに悩んでいませんか?
実はデートの最後の30分をうまく使えば次のデートにつながる可能性がグッと高まります。具体的には、①次のデートに誘う、②脈ありアピールをする、③別れ際の演出を惜しまないという3つの行動が大切です。
なぜなら、人は終わりの印象を強く覚える傾向があり、最後に交わす言葉や振る舞いが、相手の気持ちに大きく影響を与えるからです。最後に良い印象を残せば、次回のデートにつながります。
そこで、この記事では、婚活におけるデートの別れ際30分のポイントを解説し、次回デートにつなげるテクニックを紹介します。
婚活に関わるすべての男女に役立つ記事ですが、特に「デートに誘う」など意思表示が苦手な女性に特に有益な記事となっていますので、ぜひ最後までお読みください。
次回のデートに誘う
デートの別れ際は、相手に良い印象を残すだけでなく、次のデートにつなげる絶好のチャンスです。ラスト30分、デート中のトークを通じて、自然な流れで次回のデートにつなげましょう。
たとえば料理の話題。
「先日行った大宮のイタリアン、カジュアルな雰囲気でしたけど、パスタもピザもおいしかったですよ。イタリアンは好きですか?」
「好きですよ。私もよく食べに行きます」
「そうですか!こんど一緒に先ほどの店に行きませんか?きっとお口に合うと思いますよ」
「ぜひお願いします。今から楽しみです!」
旅行が嫌いな人も少ないはずです。旅行の話題から次回デートの約束もできるはずです。
「先月、函館へ初めて行きました。五稜郭や函館山の夜景も良かったですけど、やっぱり海鮮はこちらと別物でしたね。特に市場のイカは美味しかったですよ」
「私も函館へ行ったことがあります。北海道はどこへ行っても食事がいいですよね」
「海の幸のほかにも、ジンギスカンやラーメン、スープカレーが有名ですよね。北海道料理の店を知っているんですけど次回いかがですか」
「そうなんですね!ぜひお願いします、楽しみにしています!」
以上のように、デート中の話題から次回のデートへ自然と誘導することは可能です。「次回どうですか!?」といきなり尋ねるより、ずっと気楽だと思います。
婚活は結婚が目的です。次のデートにつながらなければ、どんなに楽しい時間を過ごしたとしてもその時間は意味がありません。無駄な時間(とお金)を使っただけです。
だから、次回のデートには自分から積極的に誘いましょう。
確かに、回答を濁されたらショックですから、デートに誘うのは勇気が必要ですよね。ついついデートが終わった後に、「LINEで次の約束をすればいいや」と後回しにしがちですが、ダメだったら次へ進めばいいだけです。恥ずかしがらずに、次のデートに誘いましょう。
デートの後にLINEで次の約束をすればいいやと後回しにする男女が多いと思います。この人と交際を続けたい!と思っているのであれば、デート中に積極的に次のデートに誘いましょう。
脈ありアピールする
ラスト30分では、言動とサインで、相手に対して好意を持っていることを伝えましょう。
女性の中には男性を次回のデートに誘うことに抵抗ある方が多いはずです。どうしても自分から誘えないなら、好意を持っていることを行動でデート中に伝えてください。
たとえば「今日は○○さんのおかげでたくさん笑えました」とか「○○さんといるとすごく安心できます」といった相手の性格や行動を褒めることで、自然と相手の気持ちに好印象を与えることができます。
また、会話の中で好意を示すのもひとつの方法です。
たとえば映画をフックに下記のような好意の見せ方があります。
「○○の映画を見ましたが、とても面白かったですよ。最近何か映画を見ましたか?」
「そうですね、私も○○見ましたよ。たしかに面白かったですよね」
「そうですよね。こんどいっしょに映画を見に行きたいですね!」
女性からこうした会話を振られれば、男性は手応えを感じ、「じゃあ、今度のデートは映画を見に行きませんか?」と返答するはずです。
余談ですが、先述したように男性をデートに誘うことに抵抗を持っている女性は非常に多いです。断られる可能性もあるので怖くて消極的になるのも理解できます。しかし婚活は自分が幸せな結婚をするための活動です。だれに頼まれた活動でもありません。
積極的に自分から行動しないと、ライバルの女性たちに出し抜かれ、なかなか成婚退会までうまくいかないのが現実です。
年齢を問わず、特に美人というわけでもなく、入会してさっと成婚退会する女性がいます。そうした女性は男性を積極的にデートに誘うなど自発的に行動しています。
活動に消極的な女性が多い中、積極的な女性は相対的に有利になります。婚活女性は常に競争の中にいることを理解してください。
男性にはにぶい人も多いです。脈ありアピールは大げさに。笑顔が一番です。
別れ際の演出を惜しまない
別れ際は初めて会ったときと同じくらい大切です。デートの最後の演出はドラマティックに彩りましょう。
まずはお礼です。
「きょうはすごく楽しかったです。またぜひお会いしたいです!」
と、笑顔で本日のお礼と次回のデートを希望しましょう。
ポイントは感情を乗せてはっきりと言葉に出して話すことです。
いいですか、言葉に出さないと相手には伝わりません。にぶい男性にははっきり言葉にしないとあなたの好意は伝わりません。「心を察して」は婚活では通用しません。
「感情を乗せて」話すためには、言葉に強弱をつけるとうまくできます。棒読みだとなんだか儀礼的に見えて、男性の心をつかめません。自分でも大げさだと思うくらい、感情を乗せてお礼を述べましょう。
ちなみに男性は女性に喜んでもらいたい一心でデートのプランを立てます。忙しい中、相当の時間と労力をかけてデートプランを考えます。デート中でも女性が楽しんでいるかどうかを常に気にしています。
ですので、デートの最後に女性から笑顔で「楽しかった」と言ってもらえるのが、男性の一番の喜びなんです。
だから、女性は最後のお礼をないがしろにしては絶対にいけません。はっきりと笑顔でお礼を言葉で伝えてください。そうしないと男性は「失敗だったのかな」とがっかりしてしまいます。
次に別れ際の所作です。
キーワードは「大きなバイバイ+大きな笑顔」です。こちらも女性が男性に対してすると効果が高いです。
徒歩でも車でも電車でも、別れ際にデートの相手がどのような行動をとるのか気になるもので、振り返るなどして相手の様子を確かめたりします。
そんなとき、女性が笑顔でバイバイしてくれると、男性は「きょうのデートは喜んでくれたんだな」と安心するとともに、「僕のことを意識してくれてるんだな」と小躍りしたいぐらい浮かれます。
ポイントは、ここでも大げさなぐらいの笑顔で大きな動作をすることです。だいたい自分で思っているほど笑えていませんし、手も振れていません。相手の男性にはっきりわかるように笑顔で送り出しましょう。
最後に上級テクニックですが、電車の窓越しに口パクで感謝を伝える方法を紹介します。
電車の中から「またね」や「楽しかった!」と口パクで伝えると、相手はその演出に驚きます。強い印象を与えることができるでしょう。言葉は聞こえなくても、表情や口元の動きでしっかりと気持ちを伝えることができるので、相手の心に残ります。
ドラマの一場面のようですね。恥ずかしいかもしれませんが、だれも気にしてませんので、活用してもいいのではないでしょうか。
男性は女性のバイバイはとても嬉しいです。女性に強い好感を持ちますので、あざといとか思わずに大きく手を振りましょう。
まとめ
この記事では、婚活におけるデートの別れ際30分のポイントとテクニックを解説しました。
デートの内容はよく覚えていなくても、別れ際の光景はよく覚えているものです。だからこそ、デートのラスト30分の言動はとても大切なのです。
ここで紹介したポイントとテクニックを使って、ぜひ交際を順調に進めてください。