LINEは補助的な利用
仮交際に入ると、仲人から女性と密に連絡をとるように勧められますが、そんなときに便利なのはLINEです。しかしまだ、交際に入ったばかりです。LINEを送る頻度や内容について悩みませんか。
気軽だからといって仮交際初期のLINE依存は危険です。LINEで距離を縮めようとするのではなく、距離を縮めるのはあくまで対面。LINEはデートの約束など補助的な使い方に限定しましょう。
使い方によっては交際が終了することもありますので要注意です。
この記事では、仮交際初期のLINEの基本的な使い方とNG行為7選を解説します。
LINEの使い方が分からない婚活男性をもとより、仮交際初期において女性とのコミュニケーションの取り方について悩んでいる男性についても役に立つ記事になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
交際初期のLINEの使い方
LINEは便利なコミュニケ―ションツールですが、人間関係すらできていない男女間でLINEを使っても親密になることはありません。女性との距離を縮めるのは対面でのデートです。
LINEは連絡手段
通信インフラとなっているLINE。もちろん婚活でも利用すべきですが、仮交際2、3回の時期にたいした要件もないのにLINEを送る必要はありません。
たとえば朝から「おはようございます!きょうも一日頑張りましょう!」など意味のないLINEを送っていませんか?
仮交際2、3回の段階では、コミュニケーションの手段というよりは、週末デート等の連絡手段としてLINEを使ってください。
女性は男性と違い、警戒心が高く、相手への気持ちが高まるのに時間がかかります。交際とはいうものの、一般社会でいう「交際」と違い、会ったのは2,3回にすぎません。にもかかわらず、男性からいきなりグイグイこられては、怖くなってガードが高くなってしまいます。
また、結婚相談所の婚活は複数交際が認められています。3人と仮交際していれば、3人とLINEのやり取りをしなければなりません。1日何件も内容のないLINEを彼氏づらして送られたら女性は疲れてしまいます。
LINEでの積極的なコミュニケーションは女性の警戒が溶けてから、つまりデートの回数を重ね、お互いの信頼関係ができてからで十分です。仮交際初期の段階では連絡手段にとどめておきましょう。
デートの日程や場所の調整であっというまに1週間経ってしまいます。
礼儀正しく
仮交際では相手女性とは数回あっただけの関係にすぎず、距離感は近くありません。LINEでは丁寧な大人の対応を心がけましょう。
前述したように、交際初期のLINEのやり取りはデートの約束など連絡事項のやり取りで十分です。やりとりの際には、ビジネスで身につけた「報告」「連絡」「相談」を心がけてください。
デートの日時や場所などを「相談」して、状況を「報告」し、内容が決まったら「連絡」してください。デート直前にはリマインドして、「あしたお会いできるのを楽しみにしています!」と一文を付ければ、女性には礼儀正しくしっかりした男性だと映るはずです。
仲人から「距離を縮めて」とアドバイスされたからといって、いきなり「そうだよね」など友だち口調の表現はいただけません。彼氏でもないのに「なんでそんなに馴れ馴れしいの」と女性は思うはずです。数回会った人と友だち口調で会話しますか?距離が縮まるどころか、失礼な人として付き合いが終了します。
LINEでも大人の対応をしっかり守りましょう。
敬語を止めるのは真剣交際に入ってからで問題ありません。
LINEでのNG行為7選
女性への想いが一気に盛り上がることが男性は少なくありません。結婚を前提としている相談所での交際ならなおさらです。女性の気持ちを考えず、一気に距離を縮めようとします。その想いが逆に女性に迷惑をかける可能性があります。ここではLINEでの7つのNG行為を紹介します。
単なる挨拶
- おはようございます!
- おやすみなさい
- 今日も頑張りましょう!
よく知らない男性から、こんな挨拶を毎日送られてきたらもううんざりです。意味のない挨拶を送り合う仲ではまだありません。
それでも女性はこうした挨拶にいちいち対応しなければなりません。朝の忙しい時間に「おはようございます!」なんてLINEが届いたら「いつから彼氏になったんだよ!」とチッと舌打ちしたくなります。相手の立場も考えましょう。
単なる挨拶はこの段階では不要です。
自分日記
- きょうの夕食は焼肉です!
- おススメのカフェで読書です!
- いい天気なのでサイクリングに来ました!
ああそうですか…としか言えませんよね。
相手女性が気を遣って「おいしそうですね!」「おしゃれですね!」「気持ちよさそうですね!」と返信してくれるかもしれませんが、調子に乗ってLINEの連投をしていると、「めんどくさ!」となりかねません。
自分の趣味・趣向をLINEで伝え、相手の女性と親密になりたいと思っての行動でしょうが、人は他人の行動にそんなに関心があるわけではありません。交際中といっても、あなたは2、3回会っただけの他人です。
打ち解ければ別ですが、自分日記は必ずしも喜ばれないことは肝に銘じておきましょう。
自分日記をLINEするのは「早く距離を縮めなきゃ」という思い込みがあるからです。デートを重ねることで自然と距離は縮まりますので心配しないでください。
ネガティブな内容
- 仕事が忙しくて終電でした
- あしたは福岡まで出張で大変ですよ
- 取引先との接待で飲みすぎました
仕事の愚痴と思いきや、多忙なビジネスマンを演出したLINEです。仕事に重きをおく男性によく見られますが、家事や育児に協力的な男性が求められる昨今、女性は「仕事できるんだ、素敵!」とはなりません。
また、上司や同僚、友人、家族の悪口や仕事や私生活の不満をLINEで送るのはNGです。不満だらけの相手とだれが結婚したいと思うのでしょうか。
仕事や人間関係に関するネガティブなLINEは止めましょう。
遅すぎる(早すぎる)レスポンス
女性からのLINEに対して遅すぎるレスポンスは失礼です。相手に気がないと思われかねません。レスポンスについてはおおむね24時間以内が目途になります。
レスポンスが遅れてしまった場合は「ご返信遅れて申し訳ございません」と一文をつけて返信しましょう。この一文があるだけで、女性は「適当に対応しているのではないんだな」と安心します。
一方で、即レスもおススメしません。「僕の思いを伝える」と瞬時に返信していませんか?女性はあなたほど盛り上がっていません。女性からしたら見張られているようで不気味ですよね。一息おいてから返事すれば十分です。
女性からのLINEに対しては遅すぎず、早すぎずがポイントです。
非常識な時間
早朝や夜中にLINEを送るのもNGです。
午前7時にスマホがなって慌てて覗いてみたら「おはようございます!」といったどうでもいいLINEが届いていたら腹が立つでしょう。
遅い時間のLINEも同様です。仕事の関係で朝早きなければならない職業に就いている女性も少なくありません。わかりやすいところでは教師や看護師です。そうした女性に対し夜遅くのLINEは苦痛でしかありません。
LINEを送る時間はランチタイムや夕方から夜9時ぐらいまでにしておきましょう。相手への最低限の配慮です。
LINEを送る時間については女性に尋ねておいてもいいです。「夜10時には寝てますので9時ぐらいまでには」と正直に答えてくれるはずです。
アイコンがキモイ・ダサい
自分が好きだからといって女性から引かれるアイコンを設定していませんか。
たとえば
- 芸能人・アイドル
- アニメの登場人物
- 愛車(車やバイク)
- 真顔の自撮り
などは変更が必要です。
アイドルやアニメ、愛車などが本当に好きなのは理解できますが、女性からのイメージは良くありません。女性が韓流男性アイドルのアイコンを使っていたら「あっ、なんかめんどくさそう」と思いませんか?それと一緒です。
真顔の自撮りはセンスを感じませんし、ふつうに怖いです。
あとアイコンには写真を必ず設定してください。中年以上の方、「朴訥が僕の個性」などと変なこと考えて、デフォルトのままにしていませんか。スマホを使い慣れておらず、なにごとにも疎い印象を女性に与えます。
またLINEの名前はあなたを特定できるものにしておきましょう。
結婚相談所では複数交際が認められています。アイコンから名前が特定できないと誤爆につながりかねません。相手の女性からの印象もよくありません。
LINEのアイコンもひとつのプロフィールです。友人のアイコンなどを参考に、センスのある写真を選びましょう。
犬や猫などペットの写真や旅行先の風景などは女性から好感がもたれやすく話題にもしやすいアイコンになります。
必要な情報を送らない
交際初期では、LINEはデートの約束など連絡手段にこそ使うべきです。このことは前述しました。
しかし、デートの約束をしたいのかしたくないのかよくわからない男性のLINEも散見されます。
たとえば「こんどまた会いたいですね」というLINE。
社交辞令なのでしょうか?いつ、どこで会いたいのでしょうか?ランチなのでしょうか、ディナーなのでしょうか?
こんなLINEをもらっても女性はモヤモヤするだけですし、ほかにしっかりした男性と交際していれば早々に交際は終了します。
デートの約束を求めるLINEをしっかり送りましょう。
たとえば、以下のように目的、日時などを明確にしてLINEを送ってください。
こんばんは。
こんどランチかカフェはいかがですか?
来週なら、24日(土)のお昼、25日(日)の午後が都合がつきやすいです。日程が難しいようでしたら、再来週以降でご都合を教えてください。
お返事待っています。
こんばんは!ご連絡ありがとうございます。
24日のお昼は空いています。
ありがとうございます。
イタリアンか和食を考えていますが、どちらがいいですか?
ありがとうございます。
イタリアンがいいですね。
わかりました。それではお店を探します。またご連絡します。
特に難しくないですね。仕事でいつもしているスケジュール調整です。
交際初期については、女性との関係構築は対面のほうが効果が圧倒的に高いです。LINEはデートの連絡手段です。にもかかわらず、デートに必要な情報を送らなければ、LINEをしている意味がありません。
交際初期はLINEはデートの連絡手段という目的をもういちど意識し直しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、仮交際初期のLINEの礼儀作法とNG行為を解説しました。
仲人から「女性との距離を縮めて」と言われ続け、交際が開始したばかりなのに意味のないLINEを毎日女性に送り続け女性を疲弊させる男性がなんと多いことか。
LINEについては難しく考えず、交際はじめはデートの連絡手段と考えておけば十分です。