仮交際で断られる理由がわからない
- いつも仮交際1、2回で断られる
- 順調と思ったデートの翌日に交際終了の連絡が入る
- 交際終了した理由がわからない
一向に先に進まない婚活に気が滅入っている男性も多いのではないでしょうか。
女性の場合、男性から見ればちょっとしたことが理由で交際を終了します。
なぜなら、男性が一気に恋愛モードに入るのに対し、女性は恋愛モードに入るまで時間がかかるからです。女性が男性を好意をもつまでの間に男性に”ミス”があると、もともと男性に対して大して熱量をもっていないのですから、交際相手から早々に外します。
この記事では、男性が仮交際で女性から断られる数々の理由を紹介し、男性の改善策を提示します。
仮交際ですぐに断られる、真剣交際に進めないという男性には特に役に立つ記事になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
仮交際で断られる理由
女性は男性の性格、行動、態度、癖をよく観察しています。「そんなことで交際終了するの!」と男性が思うような理由で、仮交際を断ってきます。
見た目や態度
生理的に嫌悪感を与えると一発アウトです。傲慢に見える態度も絶対にNGです。
清潔感がなかった
たとえば、
- 体臭・口臭
- 髭のそり残し
- 肌荒れ
- 爪が長い
- しわの残る服装
- 髪の寝ぐせ
- 伸びた眉毛
- 歯石があった
などが、男性の清潔感を失わせます。
ある女性は、交際を終了した理由について、首元のほくろから生えている毛がどうしても許せなかったと言っていました。
このケースはどうしようもないですが、不快感を与えた時点で別れの原因になると思ってください。
食べ方が汚かった
よくお断りの理由にされます。
- クチャラー
- 箸の持ち方がおかしい
- 食器に口を寄せて食べる
- 口に食べ物をいれたまま話す
- 口いっぱいに食べ物を入れる
- 肘をつきながら食事をする
- 偏食が著しい
よく指摘されるのが、食事中に音を立てて食べる「クチャラー」でしょう。「クチャクチャ」とした咀嚼(そしゃく)音が食事の意欲を失わせます。口を開いて食べているので、混ぜ合わさった食べ物が外から丸見えです。
大抵の人は生理的に受け付けません。
自分がクチャラーなのか自覚できません。食事の際は口を閉じてゆっくり食べるようにしましょう。
ボディタッチをしてきた
好意を行動で示すため、女性との距離感を考えずにボディタッチする男性もまれにいます。
- 手を握る
- 肩に手を回す
- 腰に触れる
仮交際では、相手の女性とは多くても数回会っただけの関係です。
結婚相談所という特殊な環境に身をおいてはいますが、互いに知らないことも多く、友だちの関係にもなっていません。
「好意を示したい」「距離をつめたい」「エスコートしたい」という男性の思いはわからなくもないですが、女性の承諾もなしに、仮交際でボディタッチは早すぎます。
数回会った相手にいきなり触れられたら普通にだれでも嫌悪感をもちます。
店員への態度が悪かった
反論できない立場の人や弱い立場の人に威張る男性です。将来、女性も同様に扱われかねません。十分に交際終了の理由になります。
- 定員にため口で話す
- 料理が遅いと文句を言う
- 会計時に店員に会釈すらしない
見ていて気持ちの良いものではありませんね。
育ちの良い女性なら間違いなく嫌悪感を抱くはずです。
店員さんへの態度は人間性が現れます。覚えがある男性はすぐに行動を改善しましょう。
デートプラン
仮交際では互いの距離を縮めるためにデートを短い期間に繰り返します。男性がうまくリードできないと、女性は男性に頼りないイメージをもちます。
デートプランを決められない
必ずしも男性がデートプランをつくらなけばならないわけではありませんが、仮交際の段階では男性がデートをリードすることが求められます。
ほぼ初めて出会う男女なのですから、本来は綿密にデートプランを考えるべきでしょう。
にもかかわらず、成り行きにまかせのノープランでデートにのぞむ男性がいます。
待ち合わせ時間と場所だけを決めて、「どこへ行きますか?」と女性に聞く、びっくりするような男性も実際にいます。
行き当たりばったりなので、ランチも予約せず、1時間も並んでやっと食事につけるといった悲惨な話もときどき聞きます。
女性から見れば頼りないですね。仕事もできなそうです。
勝手に店を決めた
男性にはリードが求められますが、ときには「黙ってランチの場所を決められた。相談しなかった」という理由で不機嫌になる女性がいます。
苦手なものや好きなものを事前に聞いてもらったのかもしれません。
男性としては女性に負担をかけまいと、よかれと思ってとった行動です。店を選ぶのにも情報を集め時間と労力をかけたはずです。
せっかくの善意が、相手の受け取り方によって悪意に変わることも婚活にはよくあることです。
事前に食事をする店を共有しておきましょう。
割り勘を求められた
初回のデートで食事代の割り勘を求められたというのもまれに聞く話です。高い確率で交際終了につながります。
女性としては、「ご馳走する価値もない相手」として扱われたと思うのでしょう。
ほとんどの男性は、食事代は女性の分も含め全額支払います。それがいいかどうかは別にして、ほとんどの男性がデート代を出してくれるわけですから、女性としては食事代すら出さない男性とあえて交際を続ける必要はありません。
昔と違い女性も男性と同様の収入を稼いでいますし、男性よりも多くの収入を得ている女性も婚活市場にたくさんいます。男女平等を貫くのであれば、男性がデート代を負担する必要はない、との主張は一理あります。おそらくそうした主張をする男性は真の男女平等主義者なのでしょう。
しかし、そのような主張・哲学は、婚活の場では何の意味ももちません。女性から交際を終了されるだけです。
結婚相談所で婚活をしている以上、成婚退会が目的です。女性から断られ続けてはいつまでたっても目的を達成することはできません。
少なくてもデート代を割り勘にするような男性は交際を断られやすいことは事実です。
デート代は原則男性が支払うようにしましょう。きちんとした女性なら、「次回は私がご馳走させていただきます」と言ってきます。
会話
会話の内容や態度で、女性からお断りの連絡が入ることも少なくありません。
ずっと自慢話をしていた
男性としては少しでも自分を大きく見せたいのかもしれませんが、人の自慢話ほど退屈なものはありません。
- いかに大きな仕事をしているのか
- いかに会社から認められているのか
- いかに女性からモテるのか
- いかにスポーツが得意なのか
- いかに珍しい体験をしてきたのか
「すごいですね!」と最初は大きくうなずいていた女性もだんだんあきれてきます。
特に会社で出世している男性は会社の世界がすべてになっていることがあります。
仕事を頑張ってきて、会社から認められているかもしれません。しかし、外部の人から見ればあなたの会社の地位などどうでもいいことです。
自慢話に花を咲かせないことです。
自慢話をやさしく聞いてくれる女性もいますが、最後は愛想を尽かされます。
愚痴ばかりだった
- 会社の愚痴
- 上司の愚痴
- 婚活の愚痴
- 社会の愚痴
- お金の愚痴
話してもどうしようもないことを言って勝手に嘆きます。
こうした人は他責思考です。悪いのは全部人の責任。同性でも話したくないタイプです。
女性も最初は「そうですか」「大変ですね」と話を合わせます。男性も調子にのって、会社や仕事、いままで出会った女性の悪口を言い出します。
お酒が入ると要注意です。酔いが回って、愚痴が増える男性は少なくありません。
後ろ向きの性格は嫌われます。
タメ口だった
- そうだよね
- 今度どう?
- おいしいよね
ずっと互いに敬語だと互いの距離が縮まりませんが、一気に縮めると単なる失礼な人になってしまいます。
2、3回会っただけで恋人みたいな扱いをされれば、どんな女性でも違和感を感じるはずです。
仮交際はまだ数回会った程度の関係に過ぎません。ふつう数回会っただけの方にタメ口で話しませんよね。
婚活でも同様です。
お互いの関係が構築できたと思ったら、そのとき初めて「敬語はそろそろ止めましょうか?」と承諾を取りましょう。
仮交際の段階では馴れ馴れしく話すほどの関係ではありません。
話が盛り上がらなかった
本当によくある理由です。
自慢話をするわけでもなく、愚痴をこぼすわけでもないが、話をしていても楽しくない。仕事や趣味、旅行など話題を広げても、一問一答になってしまって盛り上がらない。沈黙の時間が長くなり、最初は笑顔だった表情が、お互い硬くなっていく。
婚活をしていると、いちどはこんなシチュエーションにぶつかるはずです。コミュニケーション能力に自信がある男性でも経験します。
お見合いや1回目のデートではかろうじて成立していた会話も、相性が合わなければ、だんだんと話すこともなくなります。
この場合、男性が悪いわけではありません。次の出会いを期待しましょう。
男性としては何とか盛り上げようとがんばりますが、うまくいかないこともたくさんあります。その女性とは相性が合わなかったと割り切りましょう。
その他
女性の怒りを買ってしまう男性の行為はまだまだあります。
- コーヒーを混ぜたスプーンをなめた
- 一緒に歩いているとき、前をスタスタ歩いていった
- 食事中、腕時計を見た
- デート中、スマホを確認した
- 飲み物にコーラを選んだ
意味不明な理由もありますが、縁がなかったものとしてあきらめましょう。
いいがかりのような理由で交際が終了する場合もあります。こうした女性と結婚しても疲れるだけです。男性にとっては無駄な時間を使わないでよかったのではないでしょうか。
女性と男性の思考の違い
婚活における男女の思考の違いを理解することで、女性がなぜ男性にとって些細なことと思われる理由で交際を終了するのかがわかります。
男性は会った瞬間から一気に恋愛モードに入ります。
プロフィール画像を見ているだけで、恋に陥り、結婚する妄想をいだく男性は少なくないはずです。お見合いで馬が合えば、もう有頂天です。
だから、小さいことはあまり気になりません。
一方で女性は慎重です。
お見合いは挨拶程度。仮交際でも、男性の性格、行動、態度、癖を注意深く観察しています。恋愛感情はありません。
ですので、男性から些細なことだと思われるようなことでも、交際終了の理由となります。
仮交際の期間はまさに女性の男性に対する観察期間にあたります。女性にとっては恋愛に至るまでの重要なステップです。
一気に恋愛モードに入る男性と、観察期間を経る女性では、仮交際における熱量が違います。
男性はゆっくりと女性との関係を構築していく必要があるのです。
男性の改善点
以上見てきたように、些細な理由でも交際終了となります。
交際が終了しないためには、男性側に、些細な理由も与えない慎重な姿勢が求められます。
失敗をしないように慎重に行動する
仮交際では、女性は男性を注意深く観察していることは前述しました。
言葉は悪いですが、男性の「評価」を慎重にしているのです。繰り返しますが、この段階で女性に恋愛感情はありません。
必然的に、女性の評価は、マイナス評価、言葉を選ばなければ粗さがしとなります。
だから、男性には些細と思われる言動を受け入れられず、すぐに交際を終了してしまうのです。
ですので、男性としては、より慎重な行動が求められます。「仮交際で断られる理由」で数々の“失敗”を説明しました。こうした“失敗”をしないように、細心の注意を払うことが大切です。
仮交際1、2回目はドライブなど外出をともなう長時間のデートや、素がでやすいお酒をともなう会食は避けましょう。“失敗”してしまう可能性が高まります。
ランチやカフェなど1、2時間程度で軽く話せる程度のデートで少しずつ距離を縮めてください。
紳士的に振る舞う
演出でもいいです。紳士になってください。
- 敬語を使う
- 常に笑顔でいる
- 清潔感を保つ
- あわてない
- 店員には親切にする
- 食事はゆっくり味わう
- 前向きな話を心がける
このリストをこなせる男性はかなり少ないはずです。完璧にできれば“失敗”はありません。
加えて次のような行動が自然に取れればスマートです。
- 公園のベンチに座るときハンカチを広げる
- 女性がトイレに行っている間に、会計を済ませる
- いっしょに歩くときそれとなく車道側を歩く
ベンチにハンカチを広げることまでするのには多くの男性は抵抗あるかもしれません。要はそこまで腹をくくって紳士を演出できるかどうかです。
女性も優しく、気の利く演出をしています。
しっかりリードする
頼りにならない男性は女性から選ばれません。男性がデート全体をしっかりリードしましょう。
仮交際の最初の頃は、デートプランは男性の側から提案してください。
日時や場所を調整し、周りを気にせず話せるカフェやレストランを予約しておきましょう。
会話についても、自分から話題をつくり、女性を楽しませる努力をしてください。
女性の話については傾聴、共感を心がけましょう。
自慢話、愚痴、婚活の話はNGです。仕事や趣味、レジャー、旅行、グルメ、映画、家族の話題などたわいのない話でかまいません。前向きな話に終始しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、仮交際で男性が女性から断られる理由を紹介し、その改善策を解説しました。
男性のみなさんは、本当に些細なことが理由で交際が終了することを理解できたのではないでしょうか。
多くの女性の場合、仮交際は男性に対する観察期間に過ぎません。恋愛モードとなる男性との熱量の違いを頭においておきましょう。
男性のみなさん、記事を参考に、いままでの仮交際の行動を振り返り、修正するところは修正して、いち早く真剣交際に進んでください。