オンラインお見合いの不安を解消
オンラインお見合いについて…
- 経験がなく様子を知りたい
- 交際成立率が悪い
- なにを注意したらいいかわからない
と、不安をもつ婚活男女は結構いるのではないでしょうか。
コロナ禍を経て一気に浸透したオンラインお見合いですが、まだまだ苦手意識をもっている方も多いようです。
対面のお見合いとは異なるコツがあるのも事実です。もっとも、オンラインお見合いを効果的に利用することで、婚活を有利に進めることもできます。
この記事では、オンラインお見合いのメリット・デメリットについて説明し、オンラインお見合いを成功させるコツを詳しく解説し、オンラインお見合いについての不安を解消することを目的に書きました。
オンラインお見合いに不安・苦手意識をもっている方だけでなく、婚活男女すべてに役立つ記事なっていますので、ぜひ最後までお読みください。
オンラインお見合いのメリット
少し邪道とも思われるオンラインお見合いですが、メリットはたくさんあります。
会話に集中できる
スマホやPCの画面越しに二人だけで会話を楽しみますので、周囲の環境に邪魔されません。会話に集中できます。
通常のお見合いですと、嫌でも他の席の様子が目に入ってきます。
それでもホテルのラウンジであれば席の距離に余裕があり隣席がそれほど気になりません。問題なのはカフェでのお見合いです。一般の方がすぐ横に座っていて気になって仕方ありません。
いや、けっしてお隣に座っている一般の方がわるいわけではありません。でも、お隣の話も耳に入ってきますし、自分たちのお見合いについて恥じらいもあり、なかなか突っ込んだ話もできません。「はじめまして」と小声で始まって、まったく盛り上がらないままお見合いが終わってしまいます。
オンラインお見合いではだいたい家でモニターを開いているはずなのでこうした事態を避けられます。
普通のカフェは声が聞こえて落ち着きません。やはりホテルのラウンジが一番です。
「お見合い席問題」が解決する
みなさんも経験があるかもしれませんが、土日にお見合いが集中して、約束したホテルのラウンジの席がまったく取れないことがあります。
いわゆる「お見合い席問題」ですが、オンラインであれば自宅でお見合いをするので、こうした問題は発生しません。
この席問題、結構深刻で、私もお見合い際はいつも冷や冷やしていました。
特に都内でのお見合い。お見合いの「聖地」のようなホテルのラウンジがいくつかあります。
そこが会場であったりすると、あっという間にひとめでお見合いのとわかる男女で席が埋まってしまいます。
すぐに席が空けばいいのですが、お見合いの席ですので、1時間は空きません。ラウンジ待ちのお見合い男女も大抵ずらっと並んでいます。
結局あきらめて他のカフェを探しますが、土地勘がないと落ち着いて話せるカフェを探すのはなかなか厳しいものがあります。
オンラインお見合いでは「お見合い席問題」は発生しませんので、男女とも安心してお見合いにのぞめます。
予定していたお見合い会場が満席だと慌てますよね。特に男性。
時間の融通が効く
10分前までにモニターの前に座っていればいいので時間の効率は格段に良いです。また平日の夜にもお見合いの時間を作りやすくなります。
これが会場でのお見合いとなりますと、少なくても30分ぐらい前には会場に到着するように家を出なければなりません。会場まで近ければまだ良いのですが、たとえば県をまたいでともなると、少なくても半日はかかってしまいます。
平日は遅くまで仕事、土日は婚活デートで忙しいなか、少しでも自分の時間を作って休息や趣味に当てたいと思うのは普通なのではないでしょうか。
そうした意味では、お見合いの時間もかからず、平日も有効活用しやすいオンラインお見合いは大きなメリットがあるはずです。
費用がかからない
オンラインお見合いですから、お茶代も交通費もかかりません。
これに対し、会場のお見合いには最低でもお茶代と交通費がかかります。
お見合いのメッカ「東京ステーションホテルのラウンジ」ではコーヒー1杯1900円(税込)~(2024年6月4日現在)です。男性は女性のお茶代も負担しますので、最低でも3800円かかります。この出費に交通費が加わります。
会場が遠方になれば交通費も馬鹿になりません。場所によっては往復で2000~3000円かかるでしょう。
男性については女性のお茶代も加えてお見合いだけで5000円以上。決して安くない出費です。これで交際が成立すれば報われますが、お見合いも盛り上がらず、速攻お断りだと目も当てられません。
オンラインお見合いではこうした負担はかかりません。
お見合いだけでなく交際にもお金はかかります。毎月の結婚相談所の支払いもあります。婚活の経済的負担は軽くありません。
オンラインお見合いのデメリット
オンラインお見合いには当事者の負担を減らすメリットがある一方、実際に相手と会う普通のお見合いでは発生しない問題があるのも否定できません。
相手の表情がわからない
オンラインお見合いでもっとも困るのは画面の明るさです。とにかく暗い場合が圧倒的に多いんです。
私も経験しましたが、うす暗い蛍光灯のしたお相手の女性の顔がほぼ見えないオンラインのお見合いがありました。表情がわからないので、やりにくいことこの上なかったです。
その後なんどかオンラインのお見合いを経験しましたが、表情が読み取れる、適度な明るさをもった画面環境は少なかったです。
うす暗い環境のなか相手の表情がわからないので会話が弾むはずありません。お見合いの成功率も低くなります。
「自分の容姿に自信がないので、あえて暗くしているのではないか」と勘繰ってしまったほどです。
あとで述べますがオンラインの照明対策は超重要です。
画面の設定次第でまぬけな表情になる
オンラインでのお見合いの場合、PCやスマホなどの画面が固定されるため、画面の角度がずれると、始終ひどくまぬけな表情のままお見合いが進みます。
特にスマホを利用する場合は要注意です。
たとえば机の上にスマホをおいて画面に映すと、顔を下から映すことなります。下から顔を映すので、鼻の穴が丸見えになってしまいます。
鼻の穴が丸見えのブタ鼻に見えて良い印象はありません。
オンラインお見合いでは画面の設定次第でまったく異なった容姿・表情になることがあります。スマホやPCの微妙な調整が必要であり、これを怠るとお見合いが上手くいきません。
机の上にスマホをおいて画面を眺めれば必ず鼻の穴が見えます。
ネット環境に左右される
オンラインお見合いで「あるある」ですが、Wi-Fiの調子がその日に限って悪く、突然通信がブチ切れることがあります。
原因がわからないので慌てふためきますが、結局通信が回復しないままお見合いが終了してしまいます。
別途お見合いの日程が組めれば良いですが、そのままお見合い失敗ということで終わることもあります。
特に機械の操作が苦手という中年以上の婚活男女は気を付けたいところです。
やる気がないと思われる
オンラインお見合いが普及したのはコロナという未知の感染症が猛威をふるったからです。
もっとも今では、コロナはすでに5類に移行し、季節性インフルエンザと同様の「普通の感染症」となりました。
お見合いにおいても、コロナ禍前に戻って、直接会って雰囲気や人となりをお互いに共有することができるはずです。
にもかかわらず、オンラインお見合いを指定するのは「あまりやる気がない」と相手に勘繰られる可能性もあります。
本人はたまたま仕事が忙しく、相手を待たせるのも気が引けるのであえてオンラインお見合いをお願いしたかもしれません。
しかし相手にはその事情はわかりません。「なんだ私のことその程度に考えているのか」と相手に思われ、結果として相手のお見合いに対するテンションも下がることも考えれられます。
現在オンラインお見合いは広く認知されていますが、直接会うことに意義を感じる人もいることは理解しておいたほうが良いでしょう。
ベテランの仲人さんの中には対面のお見合いにこだわりがある方も少なくありません。
オンラインお見合いを成功させる7つのコツ
これまでオンラインお見合いのメリット・デメリットについて説明してきました。次は、実際にオンラインお見合いにのぞむ際のコツを解説します。
ウェブ会議用の照明を使う
蛍光灯の下や逆光だったりすると、オンライン上では画面が自分が思うより暗くなることは前述しました。
そこで画面が暗くならないように、ウェブ会議用の照明を使うことをおススメします。
Amazonや家電量販店で2000~3000円から購入できます。スマホでもPCでも使えます。
思っているより明るくはっきり映ります。表情も見栄えもよくなりますので、使わない手はありません。
参考までにAmazonでウェブ会議用の照明のリンクを貼っておきます。
ウェブ会議用の照明はマストです。仕事でも使えますので購入しましょう。
スマホスタンドを使う
オンラインお見合いのデメリットとして、スマホを使った場合、鼻の穴まるだしのまぬけなブタ顔になる可能性があると指摘しました。
鼻の穴まるだしのまぬけなブタ顔になるのはスマホを机上において使うからです。机上にスマホをおいて上からのぞき込むと、鼻の穴が丸だしになってしまいます。
そこでスマホスタンドの活用をおススメします。
スマホスタンドを使えばスマホ画面の角度は自由自在です。
カメラの位置は目線の高さに設置し、正面を向いてあごを引きましょう。そうすることで鼻の穴が目立たなくなります。
参考までにAmazonでスマホスタンドのリンクを貼っておきます。
スマホを使う方はスタンドは必要です。購入しましょう。
服装は対面お見合いと同様にする
服装は対面お見合いと同様にインフォーマル、スマートカジュアルにしましょう。手を抜いてはダメです。
まさかトレーナーやTシャツなど家服や普段着でオンラインお見合いにのぞむ方はいないと思いますが、相手にやる気を疑われますし、失礼ですので絶対にやめましょう。
女性はワンピースやブラウス+スカート、男性はスーツもしくはジャケット+パンツなど対面お見合いに使う服装が無難です。
オンラインでもお互い初めての出会いです。相手を尊重し、しっかりコーディネートしましょう。
時計を用意する
オンラインお見合い時間については相談所から30分~40分でまとめてくださいと伝えられるはずです。時計を見えるところに用意しておきましょう。特にお見合いをリードする男性。
無料でのZoom利用は40分です。Zoomを設定した相談所が有料契約していれば1時間話していても問題ないのですが、有料契約していないと40分で突然通信が切れます。
回線が突然切れると、お礼の挨拶もできません。後味が悪く「時間の管理もできない」男性として交際成立の確率も下がります。
オンラインお見合いではタイムマネジメントは必須です。大きめの時計を目の前に置いておきましょう。
機材の確認をする
デスクトップパソコンはカメラやマイクがついていないものが結構あります。初めてオンラインお見合いに参加するときはパソコンにカメラとマイクが装備されているか確認しましょう。
パソコンがあるから大丈夫、と安心するのは危険です。時間になってもカメラとマイクがつながらずあわててスマホを取り出すことがないようにしてください。
また、Wi-Fiの通信環境も直前に確認しておきましょう。スマホやPCにきちんと繋がらないと話になりません。
モバイル型Wi-Fiの場合は「直近3日で◯GBまで」といった契約になっていることが多いです。契約しているGBを超えると速度制限を食らいます。前日に動画を見すぎてWi-Fiが繋がらないということがないようにしましょう。
表情は笑顔で
オンラインでも初対面のお見合いは緊張します。表情が固くなりますので、意識して常に笑顔を保ちましょう。
特にオンラインお見合いでは小さい画面に集中しているため、表情が真顔になりがちになり、リアクションも小さくなります。
オンラインのこうした特性を理解しておきましょう。
笑顔を忘れず、相手の言葉には大きくうなづく。時には手振りを見せる。「楽しい会話ですよ」ということを相手に伝えるため、リアクションを大きくとることが大事です。
オンラインはリアクションが重要です。対面のお見合いと違って手振り、素振りが見えません。画面で相手から見えるようにリアクションをとりましょう。
飲み物を用意する
のどを潤すのに水やお茶などの飲み物を用意しておきましょう。
お見合いでは緊張でのどが乾きます。のどをうるおす水分が必要です。また会話が途切れることがあるので、飲み物を飲むことで会話の一服にも使えます。
普段使いのマグカップやタンブラーに飲み物を入れましょう。「そのマグカップかわいいですね」など会話の糸口にもなります。ペットボトルそのままは見苦しいのでNGです。
飲み物を口にするときは「失礼します」と一言ことわりを入れましょう。礼儀正しいしっかりした姿に映ります。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、オンラインお見合いのメリット・デメリットについて説明し、オンラインお見合いを成功させるコツを詳しく解説しました。
オンラインお見合いに苦手意識をもつ中高年の婚活男女もいるかと思いますが、貴重な時間やお金の負担をカットできる長所があります。特に県をまたぐような遠方の方とのお見合いについてはより大きなメリットを感じるでしょう。
コロナという突然おそいかかった禍いから、急速に広まったオンラインお見合い。せっかく制度として確立したので、うまく婚活に使ってください。