お見合いが成立しない
「何人申し込んでもお断りばかり」
「10件申し込んだけど回答もない」
お見合いに申し込みしても断られ続けると、なんだか自分が否定されたようで気持ちがへこみますよね。
しかし、結婚相談所でのお見合いの受託率は10%程度と言われています。10人に申し込んで1人成立するかしないかです。
ですので、お見合いがなかなか成立しないのは普通なんです。悲観する必要はありません。容姿を含めたハイスペックを除けば、同じ悩みをみんな抱えています。
この記事ではお見合いの申し込みの現実と心がまえついて解説します。
結婚相談所で活動をしているみなさんの励みなれば幸いです。
お見合いの受託率は10%
そもそもですが、お見合いはなかなか受けてもらえません。受託率10%の世界です。
「えー!そんなものなの!」
と、驚かれるかもしれませんが、これが現実です。年齢や条件、相手選びによっては、もっと確率が下がるかもしれません。
結婚相談所側から事前に説明を受けていないと「お見合いをぜんぜん受けてもらえない…」とショックを受けるかもしれませんね。
私は結婚相談所の入会時、一般的なお見合いの受託率について相談所から説明を受けていませんでした。活動開始後、なかなかお見合いが成立しないので肩を落としたものです。
一部には申し込みが殺到
容姿の優れた男女には申し込みが殺到します。プロフィールをアップした瞬間から、100、200の申し込みが入る方もいるわけです。
あまりにも申し込みが多すぎて、先方の相談所が条件の高い人以外の申し込みを通さない場合もあります。こうした一部の人気者に、みんなが申し込みするわけですから競争率は高くなります。
想像ですが、吉沢亮さんや橋本環奈さんが結婚相談所にいれば、ダメ元であなたも申し込みをしますよね。
毎日大量に届くお見合いの申し込みに対して、吉沢亮さんや橋本環奈さんはほとんどのプロフィールをまともに読みません。結局、お見合い返信期間が過ぎ、申し込みは自動的にNGとなります。
競争率が高い人気の男女に申し込みが集まるので、脱落する人も多くなるわけです。その結果、全体のお見合いの受託率も下がります。
美男、美女は申し込みが本当にたくさん来ます。悔しいですが容姿の整った方は結婚相談所でももてます。
相手を選ぶ基準が高くなりがち
「せっかく高いお金を払っているのだから」
「ここまで待ったんだから妥協したくない」
気持はわからないわけでもないですが、相手を選ぶ基準が高くなっていませんか?身の丈に合わない相手を探し続けても時間を浪費するばかりです。
例えば、50代のふつうの男性が20代の女性にアタックし続けてもまったく相手にされません。
女性も同様です。派遣40代の女性が年収1000万円以上の男性以外は相手にしないのであれば、お見合いが成立する可能性は限りなく小さくなります。
自信を持つのは大切ですが、自己の過大評価は成婚を遠ざけます。
「20代の頃は女性にモテた。みんな美人だった」
「付き合ってきた男性はみんなエリート。年収1000万円以上だった」
でも、お付き合いした方とは結局結婚できず、現在に至っているわけですよね。今はどうなのでしょうか?
婚活を通じて考え方を修正してくれれば良いのですが、考え方が昔のままだと、高い理想ばかり求め、いつまでたっても婚活が進みません。
お断りが続くと心理的にダメージ
お見合いの受託率は10%。頭ではわかっていても、10件、20件、やけくそになって30件申し込みをしても1件もお見合いが成立しないときもあります。こうなると精神的には本当にキツイですよね。
自分が婚活市場でまったく求められていないようで、心理的にダメージが大きいです。
「ブサイクだから?」
「アラフォーだから?」
「身長が低いから?」
「年収が少ないから?」
ストレスと自己評価の低下で「もうヤダ!続けても意味がない!」と、せっかく高い入会金を払って入った結婚相談所を早々にやめてしまう人も少なくありません。
お見合い不成立が続くと本当に自信を失います。でも、早々にリタイアするのはもったいないです。次の章で紹介する対策を取ってみましょう。
お見合いが成立しない場合のとるべき対策
以下の2点を見直しましょう。
- お見合い対象
- プロフィール
お見合い対象の見直し
お見合いの対象を広げましょう。申し込みする範囲が広がります。
理想が高すぎたりしませんか?たとえば次のような方を中心に申し込みをしていればお見合いが成立しないのもうなづけます。
- 10歳以上歳の離れた女性
- 誰もが目を引く美男・美女
- 身長は175センチ以上
- 4桁万円の高い年収
- 医者・弁護士など職業
自分で掲げた理想の相手以外とは結婚しないと決心しているのなら別ですが、対象を拡大すれば、それだけお見合いを組めるチャンスも広がります。
たとえば、年齢については近い歳の人のほうが明らかにマッチングしやすいです。自分の年齢から5歳以内の人に積極的に申し込みをすれば、お見合いが受託される機会は確実に高まります。
プロフィールの見直し
自己PRやプロフィール写真を見直しましょう。
プロフィールを変更することでお見合いの受託率が上がることがあります。特にそれまでのプロフィールがイマイチだった場合、格段に良くなる場合があります。カウンセラーとよく相談して、プロフィールを練り直しましょう。
自己PRやプロフィール写真については別のブログで解説していますので、参考にしてください。
決してあきらめない
お見合いのお断りが続いてもあきらめないでください。
なかなかお見合いを受けてもらえないのは、あなただけではありません。
結婚相談所で活動する多くの人が経験する道です。
3、4件ちょろっと申し込みをして断られるとすぐにあきらめてしまい、申し込みを待つだけになってしまう人もいます。
時間とお金がもったいない!
お断りされる理由はさまざまです。
お相手が「条件が合わない」と判断したかもしれません。すでに複数のお見合いが組まれていて時間に余裕がないかもしれません。仮交際が佳境をむかえ真剣交際が近いかもしれません。
お断りされた側は、どういう理由で断られているているのかはわかりません。
ですから、いろいろ理由を考えても仕方ないんです。
せっかくもらった申し込みに対し、相手もきっと「すいません」という気持ちでお断りボタンを押しているはずです。あなただって、自分への申し込みに対して、申し訳ない気持ちでポチってるはずです。
繰り返しますが、お見合いの申し込みが断られるのはあなただけではありません。結婚相談所で活動しているほとんどの人がふつうにお断りされています。
苦しいのは重々承知です。
苦しみながらも成婚退会する人はたくさんいます。その人たちは特別だったのでしょうか?違います。あきらめずにお見合いの申し込みを続けてきたんです。
ですので、お相手からお断りされたからといって、決してあきらめないこと、これが重要です。
まとめ
いかがでしょうか。
お見合いの受託率は10%という現実。受け入れられないモヤモヤ。結婚相談所の活動をやめてしまいたくなる気持ちにもなるかもしれません。
それでも申し込み続けた人から成婚していきます。
申し込みが成立しないからといって簡単にあきらめないでください。結婚相談所の活動ではこの心がまえが重要です。