お見合いが成立しない
- 何人申し込んでもお断りばかり
- 10件申し込んだけど回答もない
- 連続30件NGでもうやる気もでない
お見合いに申し込みして断られ続けると、なんだか自分が否定されたようで気持ちがへこみますよね。最悪、こんなつらい思いするぐらいなら婚活なんてやめようと思ったりしませんか?
しかし、お見合いの受託率はみなさんが考えている以上に低いのが現状ですので、なかなか申し込みを受けてもらえなくてもそれほど悲観する必要はないんです。実際のところ、結婚相談所でのお見合いの受託率は10%程度と言われています。10人に申し込んで1人成立するかしないかです。
ですので、お見合いがなかなか成立しないのは普通なんです。結婚相談所で婚活に参戦している男女は、ほとんどすべて同じ悩みをみんな抱えています。
そこで、この記事では、結婚相談所のお見合いの実態と、お見合いが成立しない場合とるべき4つの対策について解説します。
現在、結婚相談所で活動されているすべての婚活男女、特にお見合いが成立しない!と悩んでいる方については特に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
お見合いの受託率が低いのは当たり前
そもそもですが、お見合いはなかなか受けてもらえません。前述したように受託率10%の世界です。
「えー!そんなものなの!」
と、驚かれるかもしれませんが、これが現実です。別に“高望み”をしていなくても、10%~20%、よくて30%ぐらいの確率です。年齢や条件、相手選びによっては、もっと確率が下がるかもしれません。
結婚相談所では、多くの会員が理想の相手を探しており、それぞれに希望条件があります。このため、相手との条件がピッタリ合う確率がどうしても低くなりがちです。
結婚相談所では希望条件が高くなりがちという問題もあります。世間では“高望み”と呼んだりします。
- せっかく高い月額費を払っているんだからそれなりの人じゃないと
- この歳まで結婚を待ったのだから妥協したくない
- 若い時は異性にすごくモテたのだから今もモテるはず
気持ちはわからなくもないですが、どうしても自分を過大評価してしまいます。理想ばかり追い求めていても、相手とは釣り合わないのですから、お見合いがなかなか組めません。
また、競争率の高さも大きな要因です。人気のある条件を持つ方には多くの申し込みが集中し、他の方の申し込みが通りにくくなることもあります。さらに、お見合いの成立には「タイミング」の問題もあります。相手が忙しい時期だったり、すでに他の人と進展している場合、申し込みが成立しにくくなります。
成立率が低いと感じるのはごく自然なことです。他の方も同じような悩みを抱えているため、落ち込まずに、まずはできる対策を一緒に考えていきましょう。

私は結婚相談所の入会時、一般的なお見合いの受託率について相談所から説明を受けていませんでした。活動開始後、なかなかお見合いが成立しないので肩を落としたものです。
お断りが続くと心理的にダメージ
お見合いの受託率は10%。頭ではわかっていても、10件、20件、やけくそになって30件申し込みをしても1件もお見合いが成立しないときもあります。
自分が婚活市場でまったく求められていないようで、心理的にダメージが非常に大きいです。
- ブサイクだから?
- アラフォーだから?
- 身長が低いから?
- 年収が少ないから?
こうした思いが頭の中を駆け巡り「自分は魅力がないのでは」と思い込んでしまうと、自信を失い、次の行動を起こす意欲も薄れてしまいます。「これから先、本当に結婚できるのだろうか」と将来への不安が膨らみ、活動そのものが苦しく感じられることがあります。
このような悩みはプライドもありなかなか他人には相談できません。「他の人はうまくいっているのに、なぜ自分だけ…」と孤立感を感じ、気持ちがさらに沈んでしまいます。
ストレスと自己評価の低下。「もうヤダ!続けても意味がない!」と、せっかく高い入会金を払って入った結婚相談所を早々にやめてしまう人も少なくありません。
なお、婚活疲れについてまとめた記事を書いています。参考にしてください。

お見合い不成立が続くと本当に自信を失います。でも、早々にリタイアするのはもったいないです。次の章で紹介する対策を取ってみましょう。
お見合いが成立しない場合のとるべき対策
とはいえ、行動しなければいつまでたっても結婚できません。ここでは、お見合いが成立しない場合、まずは取るべき対策を4点紹介します。
条件を再確認・柔軟化する
結婚相談所でお見合いが成立しない原因の一つに「希望条件」が厳しすぎることが挙げられます。理想を持つのは素晴らしいことです。ですが、場合によってはその条件がハードルを高くしている可能性もあります。たとえば以下のような理想をお相手に掲げていませんか?
男性が女性に対して
- 10歳以上歳の離れた女性
- 誰もが目を引く美男・美女
- 求めるのは家庭的で料理上手
女性が男性に対して
- 1000万円の高い年収
- 医者・弁護士など高度な専門職
- 男性の身長は175センチ以上
みんながいいと思う相手はお見合いの申し込みが殺到しますので競争率が当然高くなります。。あなたが“普通の人”ならお見合いを組める可能性はそう高くはないでしょう。
まずは、自分の「理想条件」と「譲歩できる条件」を整理してみましょう。たとえば、年齢や年収、住む場所などについて「絶対に譲れない条件」と「状況次第で調整できる条件」をリストにしてみると、自分が本当に大事にしたいものが見えてきます。
次に、自分の優先順位に合わせた調整を行います。たとえば「年収よりも、休日に一緒に過ごせることが大切」といったように、結婚生活で何を重視するのかを考え直すことがポイントです。条件を少し柔軟にすることで、お見合いの受託率が上がります。

高い条件、理想より、長い結婚生活「気が合うか」が何より大切です。どうしても条件ばかりに目が行ってしまいますが、いろいろな人に会って性格の合う相手を探してみませんか?
自己PRの見直し
自己PRは、プロフィールを見た相手に「この人と話してみたい」「会ってみたい」と思ってもらうための大切な部分です。内容次第でお見合い成立の確率を大きく上げることができます。
まず、ポジティブで具体的な内容にすることを意識しましょう。ただ「明るい性格です」や「趣味は読書です」といった抽象的な言葉だけでは、相手にイメージが伝わりにくくなります。代わりに、具体的なエピソードを取り入れて、自分らしさをアピールすることが大切です。
例えば、性格を表現するときには、「友人からはいつも笑顔で親しみやすいと言われます。以前、旅行の計画を立てたときに、みんなの意見を取り入れてスムーズに進められたことが自分の強みだと思っています」といったエピソードを加えると、相手に具体的なイメージを与えられます。
また、趣味についても同様です。「読書が趣味です」だけでなく、「休日にはミステリー小説を読むのが好きで、新しい本を探すために図書館巡りをすることもあります」と書くと、共通点を見つけやすくなり、親近感がわきやすくなります。
自己PRは、自分の魅力を自然に伝える場です。ポジティブな言葉と具体的なエピソードを取り入れて、相手に「この人に会ってみたい」と思ってもらえる内容を目指しましょう。
自己PRについては別のブログで解説していますので、参考にしてください。
プロフィール写真の変更
プロフィール写真は、結婚相談所での活動において第一印象を決めるとても重要な要素です。相手はまず写真を見て「どんな人だろう?」と興味を持ちます。お見合い申し込みの成否はプロフィール写真にかかっているといっても過言ではありません。
プロフィール写真は、プロのカメラマンによる撮影が絶対です。プロはライティングや角度にこだわり、その人の自然な魅力を最大限に引き出してくれます。相談所によっては、専用の写真スタジオを紹介してくれる場合もあります。そうした写真スタジオは、婚活のプロフィール写真の撮影に慣れていますので、ぜひ利用してください。
写真を工夫するだけで印象がぐっと良くなり、お見合い成立の可能性を高められます。少しの努力で大きな効果を期待できるポイントなので、お見合いの申し込みが「どうもうまくいかない」と思ったら、迷わず見直しましょう。
プロフィール写真については別のブログで解説していますので、参考にしてください。
申し込みの頻度を増やす
相手の条件を緩めた、自己PRも充実させた、写真も変更したー。できることをしたら、あとは申し込みの数を増やすことしかありません。たくさんの相手に申し込むことで、出会いのチャンスは広がります。
これまであまり意識していなかった「普段申し込まないタイプの相手」にも思い切ってアプローチしてみるのも有効です。例えば、自分の理想に完全に合わない相手でも、プロフィールをよく見ると「この趣味は自分と合いそう」や「話してみると意外と気が合うかも」といった可能性が見つかることがあります。
結婚相談所での活動は、たくさんの選択肢を試しながら、自分に合った相手を見つけていくプロセスです。積極的に申し込みを増やし、多くの人と出会う機会をつくることで、思いがけないご縁が生まれるかもしれません。「あまり気乗りしないな」「数を増やすだけで意味があるの?」と思う方もいるかもしれませんが、まずは出会いの機会を増やすことが大切です。

お見合いの受託率は10%程度です。10人に申し込みをして1人成立するかしないかですので、多くの相手に申し込みをしなければなかなかお見合いの機会を作れません。忘れないでください。
決してあきらめない
最後は精神論です。お見合いのお断りが続いてもあきらめないでください。
なかなかお見合いを受けてもらえないのは、あなただけではありません。
結婚相談所で活動する多くの人が経験する道です。
3、4件ちょろっと申し込みをして断られるとすぐにあきらめてしまい、申し込みを待つだけになってしまう人もいます。
貴重な時間と相談所に払うお金がもったいない!
お断りされる理由はさまざまです。
お相手が「条件が合わない」と判断したかもしれません。すでに複数のお見合いが組まれていて時間に余裕がないかもしれません。仮交際が佳境をむかえ真剣交際が近いかもしれません。
お断りされた側は、どういう理由で断られているているのかはわかりません。
ですから、いろいろ理由を考えても仕方ないんです。
せっかくもらった申し込みに対し、相手もきっと「すいません」という気持ちでお断りボタンを押しているはずです。あなただって、自分への申し込みに対して、申し訳ない気持ちでポチってるはずです。
繰り返しますが、お見合いの申し込みが断られるのはあなただけではありません。結婚相談所で活動しているほとんどの人がふつうにお断りされています。
苦しいのは重々承知です。
苦しみながらも成婚退会する人はたくさんいます。その人たちは特別だったのでしょうか?違います。あきらめずにお見合いの申し込みを続けてきたんです。
ですので、お相手からお断りされたからといって、決してあきらめないこと、これが重要です。

最後は精神論になりましたが、婚活では最後までやり抜く意思が問われます。途中であきらめたら、その後のチャンスはないという覚悟をもってください。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、結婚相談所のお見合いの実態と、お見合いが成立しない場合とるべき4つの対策について解説しました。
申し込みが成立しないからといって簡単にあきらめないでください。あきらめたらそこで終了です。一生独身の可能性もあります。
みんなすんなり成婚できるわけではありません。まずはできることから取り組んでみましょう。その積み重ねが幸せをつかむきっかけになるはずです。