ポイントは検索条件を広げること
申し込んでも申し込んでもお見合いが成立しない…結婚相談所で活動していて一番多い悩みなのではなないでしょうか。交際以前にふるい落とされる屈辱…私も経験者なので痛いほどわかります。
申し込みを成功させるもっとも重要なポイントは検索条件を広げることです。「なんだ、当り前じゃないか!」と思うかもしれませんが、いざ検索をするといろいろと条件を付けてしまう人が大半なんです。
このページでは、申し込みを成功させる重要なポイントを7つにまとめて解説します。
この記事を実践することで、お見合いの受託率が格段に上がるはずですので、ぜひ実践してみてください。
申し込みを成功させる7つのポイント
プロフィール写真を見て適当にポチってませんか?それではなかなかお見合いは成立しません。以下、申し込みを成功させる7つのポイントについて解説します。
- 検索条件は「居住地」と「年齢」のみ
- 男性は年齢の下限を設定する
- 申し込みは年齢の近い方から
- AIマッチングの活用
- 申し込みの数は10人ずつ
- 条件未満なのに申し込まない
- 自分と共通項がある相手に申し込む
検索条件は「居住地」と「年齢」のみ
検索条件は、なるべく広くとってください。「居住地」と「年齢」だけで検索です。
入会のガイダンスでは「贅沢は言えるような立場ではありません」と謙虚だった人が検索窓に向き合うと、とたんに我を忘れてしまいます。以下のような条件をいろいろ付けていませんか?
- 美男・美女のみ
- 年収1000万円以上
- 年齢が10歳以下
- 高身長
- 一部上場企業勤務
- 長男はNG
- 合わない趣味
プロフィールを見ていると、どんな素敵なお相手でもお見合いができるように錯覚するのが不思議です。実際は、条件の良い男女には毎日多数の申し込みが届きます。あなたはその競争に勝てるスペックを持っているのでしょうか。
まずは初心に戻って謙虚になりましょう。
細かく条件を付け加えれば加えるほど、お相手候補は絞られます。
仮に女性がお相手男性の年収を600万円に設定した場合、年収590万円の方は検索されません。身長も同様です。下限を170センチとした場合、168センチの方とお見合いできる機会は失われます。
年収10万円、身長2センチの差が、お見合いの申し込み条件にそれほど大きな意味があるのでしょうか?その小さな差にこだわることで、本当に素敵な相手を逃しているかもしれません。
検索条件はまず「居住地」と「年齢」だけで検索してください。
検索条件から弾かれた方は、あなたの目に映る機会はなくなります。なかにはあなたとお似合いの素敵な方がいたかもしれませんが、他の方と早々に成婚してしまうかもしれません。機会損失は極力なくしましょう。
男性は年齢の下限を設定する
「年齢」については「下限」を設定しましょう。
例えば40歳の男性が30歳から39歳までの女性を希望する場合、上限の39歳だけ条件設定をするのではなく、下限の30歳をしっかり設定しておいてくださいということです。
上限40歳のみを条件設定してしまうと、40歳以下の女性がすべて検索されます。
20代の女性と30代の女性を見比べてしまうと、想定していた30歳以下の若い女性ばかりに目がいってしまいます。
最初の謙虚さを忘れ、20代の若い女性ばかりにお申し込みをし、玉砕を続けることになりかねません。
男性については、自ら設定した下限の年齢以下の女性のプロフィールは一切見ないぐらいしたほうがいい結果が得られる可能性が高いです。
40代、50代のふつうの男性が20代の女性に申し込んでもまず成立しません。下限以下はシャットアウトして「ワンチャンあるかも」という変な期待を封じてしまいましょう。現実を直視してください。
申し込みは年齢の近い方から
年齢の近い方が男女ともマッチングしやすい傾向にあります。
まずは自分の年齢の上下2、3歳の方に申し込みんでください。
男性の場合は、年齢の近い女性から若い女性に年齢を順次下げながら申し込みましょう。
若い女性から申し込みしマッチングすると、その成功体験から年齢の近い女性にアプローチしなくなる傾向があります。そのまま若い女性と成婚すれば良いですが、うまくいかなかった場合、いつまでも歳の離れた女性にアプローチし続け婚活を長引かせる原因ともなります。
年齢の近い方に積極的に申し込んでください。
参考までに。2020年現在の政府統計局では、日本の夫婦の平均年齢差は夫が2.52歳年上であるとされています。
AIマッチングの活用
一部の結婚相談所ではAIマッチングを取り入れています。積極的に活用しましょう。
結び処さいたまが所属しているTMSのシステムでは、AIがお相手候補を紹介してくれる「AIマッチング紹介」機能を搭載しています。
男女の「希望条件」「価値観」「活動意欲」の3つの要素を分析し、成婚につながりやすい価値観のお相手AIが探してくれる機能です。
AIマッチングの活用で、検索では見つけられなかった新たなお相手の発見があるかもしれません。利用しないのはもったいないので、ぜひ活用してください。
申し込みの数は10人ずつ
目安として1回に10人に申し込みましょう。
お見合い申し込みの受託率は一般に10%程度と言われています。10人に申し込んで、1、2人のお見合いが組めるかどうかという確率です。
週末の土日にお見合いを行うとすると、10人ずつお申し込みを行い、土日のどちらか、もしくは両日にお見合いを組めるのが理想です。
だとすると、10人単位で申し込むのが理想的ではあります。
お見合いが成功し、仮交際が始まると、お見合いより仮交際を優先すべきです。
例えばすでに2人と仮交際しているのに、「よりいい人がいるんじゃないか」と、申し込みボタンをポチリ続けるのはいただけません。いったんお見合いの申し込みはやめ、目の前の交際に全力を尽くすべきです。
気を付けていただきたいのは入会時です。
一般に入会時には何件かお見合いが申し込まれます。数十件と申し込まれる人もいます。「入会バブル」という現象です。
入会時には先方からの申し込みを優先してください。申し込みを受託して、1、2人とお見合いを経験しておくことをおすすめします。
仮に交際に進んだ場合は、申し込みは様子見してください。
ちなみに、成婚退会が早い人は入会時のお見合いでご縁をつかんでいることが非常に多いです。「まずは様子見で」という感覚はいけません。最初にお見合いしたお相手が一番良かったと後悔する人がなんと多いことか!
いずれにしても申し込んでくれたお相手に最大限に感謝してお見合いにのぞんでください。
婚活あるあるですが、最初にお会いした相手がのちに振り返ってみると一番良い相手だったということはよく聞く話です。「もっといい人がいるかもしれない」と欲を張らず、目の前の相手と真剣に向き合いましょう。
条件未満なのに申し込まない
結婚相談所のプロフィール欄にはお相手に求める条件が提示されています。
身長、年収、タバコ不可、親との同居不可、ペット不可など示される条件はさまざまですが、条件を明示をしている以上、条件未満の方が申し込んでもお見合いは成立しません。「ワンチャンあるかも」とポチるのは勝手ですが、成立する可能性はほとんどありません。
素敵な方はたくさんいますので、さっさと別の方にアプローチしましょう。
わざわざ条件明示しているわけですから、条件未満の方の申し込みを受けるはずがありません。受けるのであれば、プロフィールを変更しているはずです。
自分と共通項がある相手に申し込む
趣味、仕事、スポーツ、ペット好きなど共通項がひとつでもある人には積極的に申し込みましょう。
申し込まれたお相手もあなたのプロフィールに関心を寄せるはずです。
その後のお見合いや交際も同じ趣味・価値観を持てるので、話も弾み、楽しめるはずです。
お相手のプロフィールをしっかり確認して、少しでも自分のプロフィールと関連する項目があればチャンスだと思ってください。
まとめ
いかがでしょうか?
お見合いの申し込みを成功させるポイントは、相手に過度な条件を求めないことです。
理想は理想として自分の中にとどめておきながら、検索条件を絞らないように気を付けましょう。
貴重なお見合いのチャンスを失うだけです。もしかしたら検索で弾いた方に本当に素敵な方がいるかもしれません。自ら可能性をなくす必要はありません。
この記事を実践して、お見合いの成功率を上げ、少しでも早く成婚に近づいてください。