最初はどんな人でも緊張
- 結婚相談所に関心はあるけど敷居が高くて門をたたけない!
- 結婚相談所の無料相談を予約したんだけど何を聞けばいいの?
- 下手に連絡をとると無理やり契約させられないかも…
結婚相談所のホームページを見るとほぼ100%「無料相談」のボタンがありますよね。「お気軽にお問い合わせください」とは書いてありますけど、強引な営業で契約されそうでなかなか警戒してしまいますよね。
よっぽど婚活慣れでもしてない限り、初めて結婚相談所へ問い合わせをするのはどんな人でも緊張します。
そこでこの記事では、みなさんが気軽に無料相談が受けられるように、無料相談を受けるメリットを説明するとともに、無料相談の流れと結婚相談所に尋ねるポイントについて解説します。また最後に、無料相談でわかるNG結婚相談所について私見を述べますので、参考にしてください。
結婚相談所の登録を検討しているすべての婚活男女に役立つ記事となっていますので、ぜひ最後までお読みください。
無料相談を受けるメリット
無料相談を受けることで、サービス内容だけでなく、仲人やカウンセラーなど婚活のエキスパートから助言が得られます。
疑問や不安を解消できる
無料相談では、結婚相談所についての不安や疑問に答えてもらえます。例えば「結婚相談所の仕組みはどうなっているの?」「婚活の流れは?」「料金はどのくらい?」といった、初めての方が気になるポイントをしっかり確認できるので、実際に利用するときのイメージがつかみやすくなります。
専門家からのアドバイスをもらえる
結婚相談所の仲人やカウンセラーが、あなたの婚活に関する悩みや状況に応じてアドバイスしてくれます。婚活を始める際に、何を重視すべきかや、自分に合った活動方法などをプロの目線から教えてもらえるため、今後の方向性が見えてきます。
自分に合う相談所か見極めることができる
無料相談を通じて、相談所の雰囲気やスタッフの対応を直接体験できます。自分に合ったサポートが受けられるかや、相談所の方針が自分の考えと合っているかを確認できるので、納得したうえで婚活をスタートできるのもメリットです。
無料相談の流れ
最初は緊張しますが、仲人やカウンセラーと話をしていると徐々に打ち解けてきます。おしゃべりを楽しむつもりで、気兼ねなくカウンセリングを受けてください。
予約
無料相談を受けたい場合は、まず予約が必要です。電話やウェブサイトから簡単に申し込めるので、あまり難しく考えず、気軽に問い合わせてみましょう。
カウンセリング
相談当日は、専門のカウンセラーがあなたの状況を丁寧に聞いてくれます。今どんな婚活の悩みがあるのか、実際に婚活に取り組んでいるのか、どんな結婚生活を希望しているのかといった話をしながら、あなたに合ったアドバイスを受けることができます。
サービス内容の説明
カウンセリングの後、相談所が提供するサービス内容やサポート体制、料金体系について詳しく説明してもらえます。自分に合ったプランや利用方法が見つかりやすくなるので、安心して婚活を始めるための参考になります。
質疑応答
最後に、気になることや不安に感じている点があれば、遠慮せず質問しましょう。相談所のシステムやサービスについて納得した上で婚活を始めることが大切です。
次の項目では、無料相談で結婚相談所に尋ねておくポイントを詳しく解説します。
無料相談で結婚相談所に尋ねるポイント
カウンセラーから一通りの説明をしてくれるはずですが、まったく予備知識のないまま無料相談にのぞむと、入会を検討するにあたって大事なことを見逃してしまうかもしれません。結婚相談所の活動の概要をあらかじめ把握して、無料相談時に疑問があれば確認しておけるようにしておきましょう。ここでは無料相談で尋ねるポイントを5つに分けて解説します。
①加盟している連盟
現在はほとんどの結婚相談所が「連盟」と呼ばれる組織に加入しています。無料相談をしている結婚相談所がどこの「連盟」に所属しているか確かめましょう。
ここでいう連盟とは、全国に散らばる相談所をひとまとめにするネットワーク組織のことを言います。
全国の結婚相談所をつなげ、お互いの会員をデータベースに繋げることで、何万人もの会員とマッチングすることが可能となります。
なので、たとえ結婚相談所に会員が1人しかいなくても、連盟を通じてシステムに登録されている全国の婚活男女と出会えるため、小さな結婚相談所であっても不都合はないわけです。
連盟という組織は大小いくつも存在し、会員規模や年齢構成などの特徴もそれぞれ異なっています。それゆえ、入会を検討している結婚相談所の規模そのものよりも、その結婚相談所がどの連盟に加盟しているのかの方が重要だともいえます。
最近では、連盟同士の会員データを共有することで、より大きな会員データベースを目指す動きも登場しています。
結び処さいたまで利用している「SCRAM(スクラム)」もそのひとつです。「SCRAM」は全国結婚相談事業者連盟(TMS)や日本仲人連盟(NNR)などの各連盟がデータ連携しているサービスで、2023年8月現在では、全国1600店の相談所、50909人の会員がネットワークで繋がっています。
結婚相談所で活動するなら、まずどの結婚相談所連盟に加盟しているかを確かめておきましょう。
結び処さいたまが利用している「SCRAM」は会員数が急増しています。最新の会員数は https://musubi-saitama.com/service/ に掲載しています。
②サービス内容
結婚相談所側からサービス内容について説明があります。疑問点があれば納得するまで確認しましょう。
お相手の探し方
ほとんどの結婚相談所が、スマホやPC上で使えるマッチングシステムを使っています。システム上で、好みのお相手を選んで「申し込み」をすると、結婚相談所を経由してお相手にお見合いが申し込まれます。
結婚相談所に直接出向かなければ、お見合いの申し込みができない相談所も存在します。利用者にとってはこの上なく不便です。一応、お見合いの申し込み方法を確認しておきましょう。
1カ月のお見合い申し込み可能数
月に10件しかできない相談所もあれば、無制限に申し込みができる相談所もあります。
年齢や条件にもよりますが一概には言えませんが、お見合いの受託率は10%ぐらいだと言われています。月に10件しか申し込みできないとすると、統計的には、お見合いが月1件決まるか決まらないかという状況になります。
お見合い可能件数は多いに越したことはありません。事前に確認しておきましょう。
お見合いの現実について記事を書いています。参考にしてください。
お見合いの仕方
結婚相談所が初めての方は、お見合いのルールついて知りません。お見合いについてイメージができる程度にはルールや内容を聞いておきましょう。
お見合いの場所、会場への到着時間、カウンセラー(仲人)の同席の有無、お相手との会話の内容など尋ねておいてください。
ほとんどの連盟がお見合いの飲食代は男性負担と取り決めています。昔は女性の収入が低かったため、収入の多い男性がお見合いの飲食代を負担することが慣習となり、現在ではそれがルール化されています。女性の方が稼いでいることも多いので、このルールが妥当なのかどうかは議論はありますが、現状ではルールの変更はありません。
お見合いの流れについては別の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
交際の流れ
交際についても内容を確かめておきましょう。というのも、結婚相談所の交際には「仮交際」と「真剣交際」の2種類の交際があり、それぞれ状況が異なるからです。
仮交際は、お友だち期間として、お相手のことを知っていく交際期間です。新規のお見合いや複数のお相手と交際が可能です。
他方で、真剣交際は、1対1でお相手と向き合っていく期間のことです。下の名前で呼び合ったり、手をつないだりと一般でいう恋愛期間です。「プロフィールは閉じられ、新たなお見合いは組めません。
仮交際、真剣交際含めて交際の期間は、長くてもお見合いから6カ月程度です。
仮交際、真剣交際の意味や内容、交際期間の目安を確かめておきましょう。
仮交際の流れと注意点について解説した記事を書いています。ぜひ参考にしてください。
活動期間の目安
成婚までの一般的な期間を聞いておくと同時に、結婚相談所側に自分の考える成婚までの活動期間を伝えましょう。
結婚相談所によっては「3カ月で理想の相手と結婚!」などの謳(うた)い文句で婚活男女の心を揺さぶったりしますが、実際は人それぞれです。
確かに一人目のお見合いのお相手と意気投合して、3カ月ほどであっという間に成婚退会する人もいます。一方で活動がうまくいかず何年も相談所に在籍している人もいます。成婚できないままあきらめて退会する人もいます。
それでも一般の活動期間の目安を知ることは、入会後、自身の活動状況の立ち位置を知るうえで参考になります。
ちなみにTMSの平均的な活動期間は1年前後です。下記に関連リンクを張っておきますので参考にしてください。
活動のルール
結婚相談所には一般の交際とは異なったルールがあります。守るべきルールについてしっかり尋ねておきましょう。
たとえばお見合いの飲食代は男性が支払うだとか、ファーストコールは男性から行うなどは独自のルールのひとつです。
またルールを破るとペナルティが課せられる場合があります。たとえば、いったん決まったお見合いを一方的にキャンセルすると相手側に対して違約金が発生します。
また交際中に、婚前交渉や宿泊を伴う旅行が発覚した場合、両者は成婚退会とみなされ、結婚相談所に成婚料を支払い、退会となります。
これら活動のルールに関しては相談所から説明があります。ルール違反に対してはペナルティがありますので、しっかりと頭の中に入れておきましょう。
ペナルティは一見厳しいように思えるかもしれませんが、逆にペナルティがあることで男女の秩序が守られます。結婚相談所の長所です。
成婚の定義
成婚の定義が結婚相談所によって異なります。いつの段階で成婚となるのか必ず確認してください。
というのも、結婚相談所では、成婚=ゴールとなり、成婚料を支払う義務が発生しまうからです。
「成婚」と言えば、一般的に「入籍」を指しますが、結婚相談所では以下の片方もしくは両方の条件を満たすと「成婚」となり、結婚相談所の活動は終了します。
- 正式なプロポーズで合意がなされたとき
- 両家あいさつをしたとき
繰り返しますが成婚となると成婚料が発生します。ということは、成婚退会後に相手と別れたら、成婚料は帰ってこず、再登録して活動を再開する必要があります。高い入会金も払い直さなければなりません(免除してくれる相談所も多いですが…)。
結婚相談所との齟齬がないように成婚の定義を尋ねておきましょう。
③カウンセリング
困ったときにカウンセリングを受けられるのが、他の婚活サービスと違う結婚相談所の特徴ですし、強みです。その強みを十分に活用できるように、事前にカウンセリングの回数やカウンセラーとの相性を確かめておきましょう。
カウンセリングの回数
月に受けられるカウンセリングの回数を確認しておきましょう。
個人経営の結婚相談所であれば気軽に対応してくれるところが多いですし、人気の相談所を除けば、回数も制限をしていないところが多いかと思います。親身になって対応してくれる点が個人経営の相談所の長所です。
他方で大手だとカウンセリングの回数を制限している場合があります。月1回の定期カウンセリングのみで、あとは電話やメールでの対応のみなどです。とはいえ、大手は大手の良さがあります。組織で対応してるので、実績や経験の積み重ねも個人経営の結婚相談所より多いはずなので、あなたにとって適切なアドバイスが期待できます。
困ったときにプロの仲人やカウンセラーからアドバイスを得られるのが結婚相談所の強みです。快く対応してくれないと、活動自体が嫌になってしまいます。親身にになって対応してくれる相談所かどうか事前に調べておきましょう。
カウンセラーとの相性
カウンセラーとの相性は活動を続けるうえでとても重要です。
結婚相談所での活動は仲人やカウンセラーと二人三脚で歩みます。仲人やカウンセラーとの相性が合わないと活動がうまくいきません。
無料相談を通じて、あなたときちんと向き合ってくれてくれる仲人やカウンセラーかどうかを判断しましょう。
仲人やカウンセラーがどういう人柄なのか簡単には判断はできませんが、少なくても「ベテランの仲人」を称して、ふんぞり返って対応するような相談所は、活動中してても不愉快なことが増えるのでやめておいた方がいいかと思います。
また、大手の結婚相談所では、無料相談で対応する営業担当者とカウンセリングの担当者とで役割を分担している場合があります。無料相談の担当者とは気が合ったけど、実際のカウンセラーとは相性が合わず婚活が憂鬱(ゆううつ)になることもあり得ます。だれがカウンセラーになるかも確認しておきましょう。
入会後、もっとも不満がでやすいのがカウンセリングです。「まったく連絡がない」「放置された」という内容ですね。
④料金体系と支払いオプション
結婚相談所で活動を始めると、相談所に支払うお金に加え、交通費やデート代も負担しなければなりません。おもわぬ出費が増えないように、結婚相談所の料金プランをしっかり把握しておきましょう。
初期用と月額費用
初期費用は、「入会金」や「システム登録料」など入会時にまとめて支払う費用です。「活動サポート費」という名目で、月額費用とは別に、会員をフォローするための費用を一括して請求する相談所もあります。
月会費用は、結婚相談所に登録している間、毎月発生する料金です。
オプション料金
代表的なのは「お見合い料」です。お見合いをするごとに相談所に払う費用です。
お見合いをすればするほど負担が増えていきます。
中途退会費用
契約期間内に中途退会した場合に発生する費用です。
「活動サポート費」は年間一括して支払う初期費用です。途中退会すれば、退会以降のサポート・フォローがなくなります。
したがって、途中退会以降のサポート費用は返還されるわけですが、全額戻るわけではありません。中途解約違約金がかかるからです。
「活動サポート費」などの名目で初期費用をとる結婚相談所を検討している場合は、中途退会した場合の返金について確かめておきましょう。
成婚料
成婚料は高額になります。必ず金額と成婚条件、支払い期間を確認しておいてください。
男性向けですが、結婚相談所で成婚退会まで活動するとどのぐらい費用がかかるのかシュミレーションしてみました。関心のある方はぜひお読みください。
多くの結婚相談所が複数のプランを用意しています。必ずしも高いから早く成婚できるわけではありません。料金を含め自分に合ったプランを選択しましょう。
⑤会員プロフィール
会員の人数、年齢層、職業、平均年収、地域性などを確かめておきましょう。
会員の人数や属性
地方になると、ほとんど会員がいない場合もあります。居住地を中心に活動する場合が多いので、居住エリアに会員がいなければお見合いが組めません。
地方でもある程度、会員ボリュームのある結婚相談所か、他の婚活方法を探した方がいいかもしれません。
希望条件に合う人の数
実際に希望条件を伝えて、何人ぐらい該当者がいるか教えてもらいましょう。
たとえば、あなたが埼玉県在住の40歳男性であれば、次の条件で検索してもらってください。この段階では年収や身長など細かな検索条件は不要です。
- 「居住地」=埼玉県、東京都
- 「年齢」=30歳~40歳
100人以上検索されれば、ボリュームは十分です。
無料相談でわかるこんな相談所はNG
担当者に入会ノルマがあり、しつこく契約を迫ったり、言葉巧みに契約に追い込む相談所もあります。あなたの幸せを考えているわけではありませんので、こうした相談所は絶対に避けましょう。
デメリットを伝えない
「○○にお勤めなんですか!あなたなら絶対結婚できます」「おきれいですね。お見合いもいくらでも組めますよ」
などと、登録さえすれば、当然結婚できるように話すところは信用しない方がいいかもしれません。
登録しても100%結婚できるわけではありません。お見合いすら10人に申し込みをして1人、2人からOKをもらえる程度です。現実には、なかなか結果が出ず、何年も活動している方もいます。
どの結婚相談所の契約書にも「(当相談所の目的は)配偶者候補の情報提供と活動のサポートであり成婚を保証するものではありません」と書かれており、成婚の保証を明確に否定しています。
「○○人の人をお世話して結婚させてきたのよ」「フォローをしっかりするから絶対大丈夫!」など、都合のいいことばかり伝え、不都合なことを伝えないのはフェアではありません。入会後、期待を裏切られ「こんなはずじゃなかった」と後悔するはめになるかもしれません。
多くの人が「早く結婚したい!」という強い気持ちをもって結婚相談所の門をたたきます。しかし、入会したすべての人が順調に成婚退会できるわけではありません。誠実な相談所はきちんとそのことを伝えてくれるはずです。
お見合い申し込み回数が厳しく制限されている
お見合いの受託率は10%程度です。年齢や条件によっては10%にも届かない場合もあります。
にもかかわらず、お見合い回数が10件、20件だけに制限されていると、月に一度もお見合いが組めない可能性があります。
結婚相談所で成功できるかどうかは、いかに多くのお見合いを組めるかにかかっています。月に出会いが5人いる人と、1人しかいない人では、5人と出会いがある人の方がいい方と巡り合い成婚退会する可能性は高いのは説明する必要はないと思います。
お見合いは簡単に成立しません。お見合いが組めなければ交際に進めません。成婚退会もなかなかできません。お見合い申し込み回数が少ない結婚相談所は止めておいた方が無難です。
あなたを貶めて契約を迫る
- 今が一番若いんです。早めに決断しましょう
- 一生懸命お世話しますので信頼してください
- キャンペーン中ですので今がお得です!
などと、結婚相談所は勧誘してくるかもしれません。この程度であれば営業トークの範囲内ですし、本当にお世話したいと思っています。
他方で、
「今決断しないといつまでたっても結婚できませんよ!」
「その年齢で結婚する気ないんですか?」
「(比較対象の)○○の結婚相談所はダメです!クレームも多いですよ!」
など、あなたを脅迫したり貶めたり、他の相談所やサービスを根拠なく中傷するような相談所はやめておきましょう。
そんな相談所で活動しても、あなたを不快にさせるだけです。まともにサポートしてくれるとも思えません。仲人もお客様も大人です。結婚を目指している以上、子どもはいません。社会人としてまともな折衝ができないような相談所はやめておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、みなさんが気軽に無料相談が受けられるように、無料相談を受けるメリットを説明するとともに、無料相談の流れと結婚相談所に尋ねるポイントについて解説しました。また最後に、無料相談でわかるNG結婚相談所について私見も披露させていただきました。
私たち結び処さいたまでも、オンラインでの無料相談を実施しております。ぜひお気軽にお申し込みください。